ひだまり法律事務所&カウンセリングオフィスについて

ひだまり法律事務所は、刑事事件、少年事件(未成年者の刑事事件)の弁護を中心に、いじめや体罰などの子どもの権利に関わる問題にも対応しています。様々な非日常の場面に巻き込まれて苦しんでいる当事者や家族の方々が、少しでも安心できる、ひだまりのような場所にしたいと願って名付けました。

刑事事件や少年事件などの犯罪に関わる場面では、刑事訴訟法や少年法で定められている権利を駆使し、依頼者の権利を守ることが必要です。そのために、まずは法律家としてベストの弁護を提供しなければなりません。

でも、ベストの弁護を提供するためには、法律的なフォローだけで足りない場面も少なくないのです。

こんなにもつらい気持ちがずっと続いている。どうやったら楽になるのだろう。もうこんな事件を繰り返してほしくないけど、本当に大丈夫なのだろうか。そうした悩みや苦しみにも、臨床心理士としてできる限り寄り添いたいと思い、カウンセリングオフィスをおいています。あなたのお話を聞かせてください。

事務所情報

名称ひだまり法律事務所&カウンセリングオフィス
設立2020年3月
所在地〒607-8162
京都市山科区椥辻草海道町36-250
電話075-593-0087
FAX075-320-2532

弁護士・臨床心理士の紹介

弁護士 安西 敦(京都弁護士会所属)、臨床心理士、公認心理師

経歴

1971/05香川県東かがわ市で生まれる
1994/03同志社大学法学部卒業
2000/10弁護士登録
2006/10法テラス香川法律事務所入所。スタッフ弁護士として国選刑事事件を多数担当(~2009年9月)
2012/03香川大学大学院 教育学研究科 学校臨床心理専攻 修了
2013/04香川大学大学院 香川大学・愛媛大学連合法務研究科(四国ロースクール)准教授(~2017年3月)
2014/04臨床心理士登録
2019/02公認心理師登録
2020/03ひだまり法律事務所&カウンセリングオフィス開設
2020/04大阪大学人間科学部非常勤講師
神戸女学院大学人間科学部非常勤講師(〜2024/3)

公益活動等

2005〜現在日本弁護士連合会子どもの権利委員会幹事
2012〜現在日本弁護士連合会死刑廃止及び関連する刑罰制度改革実現本部事務局次長
2019〜現在京都弁護士会死刑廃止検討委員会副委員長
2009〜2010香川県弁護士会子どもの権利及び法教育に関する委員会委員長
2011〜現在香川ダルク支援会会長

著書等

発行日書名担当部分出版社
2019/08脳科学と少年司法第9章「脳科学・神経科学の進歩が少年弁護実務に与える影響」現代人文社
2018/07少年事件ビギナーズver.2付添人スピリットを学ぶ(3)安西敦ー付添人というプロフェッショナリズム現代人文社
2017/02非行少年のためにつながろう!:少年事件における連携を考える第1部「付添人と教育機関との連携事例と課題」現代人文社
2014/08子ども白書20142014年改正少年法施行後の実務上の課題本の泉社
2011/03再非行少年を見捨てるなー試験観察からの再生を目指して第4章「弁護士付添人から見た試験観察の意義と課題」現代人文社
2007/09被害者—加害者調停ハンドブック 修復的司法実践のために第三章前半,p53-64誠信書房

論文等

タイトル掲載誌
2020家裁調査官の要保護性判断の経験則(第5回・最終回)少年の抱える問題を意識してチャンスを作ってあげる、廣田邦義・伊藤由起夫・安西敦刑事弁護 (103)162-165
2020家裁調査官の要保護性判断の経験則(第4回)窃盗、粗暴事件のポイント、廣田邦義・伊藤由起夫・安西敦刑事弁護 (102)142-145
2020子どもの問題行動・非行問題と子どもの権利 : 国連・子どもの権利委員会による日本の第4回・第5回統合定期報告に対する総括所見が日本の少年司法に求めること子どもの権利研究(31)42-49
2020家裁調査官の要保護性判断の経験則(第3回)一人の子どものことを関係者みんなで考える、廣田邦義・伊藤由起夫・安西敦刑事弁護 (101)153-157
2019国連子どもの権利委員会第4回・第5回政府報告書審査、安西敦・掛川亜季・鈴木雅子・藤田香織自由と正義70(9),62-69
2019家裁調査官の要保護性判断の経験則(第2回) 家裁調査官は非行をどう見るか,廣田邦義・伊藤由起夫・安西敦刑事弁護 (98)128-131
2019家裁調査官の要保護性判断の経験則(第1回) 家裁調査官の役割,廣田邦義・伊藤由起夫・安西敦刑事弁護 (97)172-176
2016被虐待経験が強盗殺人の動機の形成過程に影響した事例の検討(特集:少年法55条と量刑をめぐる弁護)刑事弁護(88)57-60
2014保護事件の付添人 (特集 少年法入門ー生きている少年法)法学セミナー 59(7)28-30
2013少年非行における付添人弁護士の活動と効果に関する研究,安西敦・宮前義和犯罪心理学研究50(60)96-97
2012Q&A少年事件:試験観察と付添人活動刑事弁護(69) 144-145
2010国連子どもの権利委員会・第3回政府報告書審査自由と正義61(12) 45-55
2010Q&A少年事件:調査官や裁判官との接し方について刑事弁護(64)118-119
2010Q&A少年事件:親との関係・少年との面会刑事弁護(62)148-149

学会発表等

演題発表場所
2021若年者の刑事裁判における情状立証の課題刑法学会第99回大会ワークショップ「神経法学と若年者の刑事裁判」
2020被虐待歴のある非行少年の保護者への関わりを考える―少年事件の付添人活動を通して犯罪社会学会第47回大会テーマセッションE

2018死刑確定者の家族が直面する問題と法的・心理的支援のあり方法と心理学会第19回大会 口頭報告
2018処遇論をベースにした付添人の環境調整活動日本弁護士連合会第28回全国付添人経験交流集会第5分科会「環境調整活動を極める」
2016再び少年法を考える〜弁護士の視点から日本司法福祉学会第17回大会シンポジウム「再び少年法を考える~司法福祉学の原点から~」
2016実務における法学と臨床心理学の接点鹿児島大学法文学部シンポジウム「法学と心理学の教育における架橋」
2013付添人が示す社会内処遇プランの可能性(ケースについての話題提供)日本司法福祉学会第14回大会分科会 少年の成長発達可能性を発見する社会調査のあり方 ─「境界域にある障がい」を抱えた少年の事例を中心に
2012少年非行における付添人弁護士の活動と効果に関する研究(ポスター発表)日本犯罪心理学会第50回大会

講演・研修講師等

講演内容等場所
2019付添人活動研修長野県弁護士会
2018少年事件における弁護人・付添人活動の実際立命館大学法学部
2018少年事件と付添人活動の実際一橋大学法学部
2018非行少年に寄り添うということ同志社大学法職講座
2018情状鑑定日本弁護士連合会eラーニング「少年事件の裁判員裁判」
2018発達障害,知的障害,被虐待体験等が疑われる少年の付添人活動島根県弁護士会
2017少年審判規則改正(記録等の閲覧に関する措置)への対応について香川県弁護士会
2017死刑に関する勉強会鳥取県弁護士会
2015非行少年に対する学校の対応愛媛県学校心理士会研修
2012試験観察日本弁護士連合会eラーニング「発達障害・児童虐待・試験観察~子どもの理解と支援~」